2013-02-11

銀座のニコンプラザに行ってきました。


愛用のNikonF3ですが、実はプラハからの帰りの飛行機でなんと床に落っことしていたのです(!)
いやいや、一眼のカメラを落とすなんて初めてでしたし、まずいですよねぇ。
飛行機は道路のようにアスファルトむき出しではないので、外見上は問題なさそうでしたが、衝撃をくらっていることは確かなので、機能の面が心配。

旅行から帰ってフィルム一本撮影しましたが、使った感触は今までと変わりなし。
でも、この際なので中古で買ったものですし、点検してもらうことにしました。

行って来たのは銀座にあるニコンプラザ。初めて訪れました。一階がショールームと展示室、二階がサービスセンターになっています。
着いて早速二階に上がってみると、ニコンのスタッフさんが4、5人カウンターでそれぞれお客さんを対応していたのですが、なにやら皆さん大きい一眼レフを手に色々話をしています。相談に来ている人もみんなプロ?って感じで(実際は違うのでしょうが)、順番待ちも緊張してしまいました(笑)
こんな昔のフィルムカメラを持って来ているのはわたしだけですし…。でもいいのです!わたしの大切なカメラだもの!

土曜日でしたが、待ったのは一人分、五分くらい。呼ばれて事情を話すとファインダーを覗いたり、ピントリングを回したりとみてくれて。これから点検してくれるとのこと。因みに点検だけなら無料です。引き取りは45分後(混んでいないときは最速だと30分らしいです)。ここはもうよろしくお願いしますって感じでカウンターを後にしました。

そして、もれなく一緒について来た夫と共に一階のショールームを物色。最新のD800やD600を触ってきました。
ここでは自分のSDカードなどを持参すれば、最新機種や種々のレンズで試し撮りした画像を持って帰ることができるようです。個人的には、ボディはもうとにかく凄いんでしょって感じですので、レンズの方を色々試してみたいなぁと思いました。最近はめっきりレンズに力点を置いております。

スタッフさんがD600のプレゼンをやってくれるのを聞いたり、夫に露出の解説をしたりしているうちにあっという間に受け取りの時間に。なかなか楽しめました。中でもコンデジのようにちっちゃなミラーレスに、バズーカ砲のようなレンズを装着したものが飾ってあったのがうけました。付けられるのは分かったけど、そのバランスって。そこまで本格的にやるならハイエンド一眼にした方が良さそうな気が…。

再び二階に行き、しばしの待ち時間。今度も5分くらいすると呼ばれました。
結果は、機能的には今のところ問題なく撮影できるようです。ただ、レンズのピントリングの油切れ、モルトの劣化、ファインダーのゴミがあるとのこと。
ピントリングの油切れは、確かに回すとき軽い!と心当たりがありました。これをほっとくと機械同士がこすりあうようになってしまうそうです。修理するとなんと17000円だそう。でも新品を買うと更に更に高くなると調べてくれました。
モルトの劣化の方は、交換するとなると30000円ほど!こちらも高いですね。スタッフさんの話を聞きながら、それならばプラス数千円出していっそのことオーバーホールをした方がいいのでは!?と考え始めました。
手に入れてから本格的な点検修理をしておらず、やらなきゃなとは思っていたのです。
オーバーホールなら指摘事項の修繕も含まれるとのこと。

ここらで腹をくくってボディとレンズの両方をオーバーホールに出すことにしました。見積額、計51000円。これは最大でかかる費用だそうです。しかし、かなりの出費。
何とか少しでも安く上がることを祈りつつ、愛機を預けて参りました。

対応してくれたスタッフの方、年輩の男性の方でしたが、物腰丁寧でもちろん威圧的な感じもなくてホッとしました。修理も、あくまでお客さんがどうしたいかを優先して話を進めてくれたように思います。まぁ見方を変えれば、情報は色々与えてくれて後はお客さんの決断力に委ねられている、なかなか決められないタイプの人には辛いとも言えます。わたしは良いか悪いか結構即決できるタイプなので、こういう接客は嫌いじゃないです。
費用もかかることですので、押し付けられても困りますしね。
F3、大切に長く使っていきたいので何かあったら(何もなくても)これからは相談に行こうと思いました。

受け取りは二週間後。どうなって帰ってくるか、ちょっとどきどきです。

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